皆さんこんにちは(笑)元海上自衛隊航空学生のPurinです(笑)
このブログでは、何回か投稿させてもらっているテーマです。
タイトル通り、”特発性過眠症”についてです。
あまり知られていない病気ですので、少しだけ紹介します。
特発性過眠症
(主な症状)
十分な睡眠時間を確保しているにも関わらず、日中に強い眠気が現れること
実体験に基づく辛さ
私が”特発性過眠症”と診断されたのは、25歳の12月でした。
睡眠がおかしくなったのは、19歳のときで、寝ても寝ても眠気がやってきて、暇な時間があれば寝ていました。
自衛隊時代は、突っ立ったまま寝ました。。。。(苦笑)
しかし、毎日どんなに睡眠をとっていても昼間の眠気はおさまらず、自衛隊時代の教官からはボコボコに怒られていました。
自衛隊を退職後、民間企業でデスクワークするようになり、打合せに参加するときに、自分ではコントロールができない睡魔がやってきて、取引先の人の前に寝てしまってりしていました。
普通では、ありえないです。
しかし、
普通ではありえない場面でも、寝てしまうのが”特発性過眠症”なのです。
職場の厳しいお局さんから、
と、本当に辛いことばかりです。
- なんでこんなに眠いんだ
- どうして疲れが取れないんだ
- もう何年も爽快感を感じてない
そんなツラいことばかりですし、誰にも理解はされません。
過眠症かどうかの検査方法
- 終夜睡眠ポリグラフ検査
- 反復睡眠潜時検査
【終夜ポリグラフ検査】
一晩かけて脳波、眼球運動、筋電図、呼吸曲線、いびき、動脈血酸素飽和度などを測定し、睡眠の質や状態を詳細に評価します
【反復睡眠潜時検査】
中に、暗く静かな部屋で1~2時間おきに4~5回、20分間の昼寝をさせ、寝つきにかかる時間(睡眠潜時)と睡眠段階を測定する
この二つ検査を実施して、過眠症を判断していきます。
私は、反復睡眠潜時検査で、昼寝と昼寝の間でも、寝ていました(笑)
その時の看護師さんに
耐えてください!
なんてことを言われてしまいましたね(笑)
ポリグラフ検査で、十分な睡眠を確保していることを確認して、それでも、反復睡眠潜時検査でレム睡眠が出現するかどうかを調べます。
治療方法
- 生活習慣の改善
- 薬物療法
①生活習慣の改善
過眠症は、日中の過ごし方などの改善が治療として役立つと考えられています。
どの時間に眠気を感じたのか。コーヒーやお茶のようなカフェインをどのタイミングで飲んだのか。といった記録をつけていました。
②薬物療法
特発性過眠症の原因は、中枢神経系の機能障害の可能性あると考えられています。薬物療法では、主に中枢神経刺激薬のモディオダール(モダフィニル)などを使用します。
終わり
睡眠障害を診断されてからは、自分の生活や人生において、”健康”というのがものすごく大きな土台になっていることを実感し始めました。
とある書籍にあった内容でしたが、
”睡眠は人生を大きく左右する”といった感じのことがありました。
私は、本当にその通りだと思います。
人と話しているときに、眠たそうにしていると、相手に不快な気持ちを与えてしまいますしね(苦笑)
少しでも”睡眠”に興味を持っていただければ嬉しいです。