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ふと思っとこと

ダニング=クルーガー効果から考える『能ある鷹は爪を隠す』の意味

皆さんこんにちは(笑)元海上自衛隊航空学生のPurinです。

自衛隊でも会社でも、組織人として生きていくには、”結果”がすべてです。

自衛隊から民間企業に転職して、半年くらいで、”小さな結果”を出しました。


私自身も、最初にちょっと結果を出せたとき、「自分はイケるんじゃないか」なんて思ったことがありました。
でもその後、うまくいかなくなると、「結局自分なんて大したことないんだな」と思い知るんです。
それでも、不思議とそこからが本当の成長の始まりでした。

この流れって、まさに「ダニング=クルーガー効果」を表していると思います。
ダニング=クルーガー効果は、「能力がない人ほど自分を過大評価し、成長するほどに謙虚になる」という心理現象です。
最初は“わかった気になる”けど、やがて自分の無知を思い知り、そこから地道に鍛えていく。
まるで曲線のように、最初にグッと上がってから、一度落ち込み、そして本当の意味で伸びていくんです。

この曲線は、「能ある鷹は爪を隠す」ということわざにも通じる気がしています。
“能ある鷹”は、ただ派手に結果を見せつけるわけではない。
自分の実力を誇示するよりも、むしろ見えない部分で力を蓄え続ける。
爪を隠すのは、慢心ではなく、成長の準備。
その謙虚さこそが、本当の自信を支えているんだと思うんです。

たとえば、私が草野球でピッチャーをするときも、誰かに頼られる感覚がすごく好きでした。
でも、その裏側には、一人で黙々とフォームを研究したり、走り込みをしたりする時間があった。
マラソンだって、走り終わった後の爽快感は最高だけど、当日までに積み重ねた汗が、誰に見せるでもない“爪を隠す時間”だったんだと思います。

ブログでも同じです。
最初はすぐに結果を求めがちだけど、本当に必要なのは、見えないところで言葉を磨く時間。
数字に現れない“泥臭い努力”こそが、やがて確かな力になると信じたいんです。

だからこそ、焦らずに、隠れた爪をじっくり育てていきたい。
「自分なんて大したことない」と思う時期こそ、真の成長の種があるのかもしれません。
そして、あなたは今、どんな“爪を隠す時間”を過ごしていますか?