皆さんこんにちは(笑)
元海上自衛隊航空学生 現在普通のサラリーマンのPurinです。
わたくしは、物事を”物理”や”航空”などの視点で捉えて考えることが多く、ブログで投稿することが多いです。
今回は、”人間関係の疲れ”について、物理や航空の視点で、記述していきたいと思います。
1.はじめに:なぜ人間関係は“疲れる”のか?
人間関係で感じる「疲れ」や「やる気の喪失」は、目に見えないけれど確かに存在する“エネルギーの流れ”と関係しています。物理の視点で見れば、それは“エネルギー保存の法則”と“高低差による流れ”で説明できるかもしれません。
2.基本概念の対応関係
物理の用語 | 人間関係・感情の比喩 |
---|---|
ポテンシャルエネルギー(位置エネルギー) | 心の余裕、自己肯定感、期待値 |
運動エネルギー | 行動力、やる気、モチベーション |
エネルギー保存の法則 | 感情エネルギーは形を変えて存在し続ける |
抗力・摩擦力 | 人間関係のストレス、対立、無理解 |
外力 | 周囲の支援、アドバイス、環境変化 |
3.流れは“高低差”から生まれる
人や情報、感情が流れるとき、そこには必ず“高低差”がある。
- 情報が豊富な人 → 情報が少ない人へ流れる
- 自信がある人 → 自信が揺らいでいる人へ影響を与える
- 安心している人 → 不安な人へ支えとなる
つまり、“やる気”や“感情”も高いところ(余裕がある状態)から低いところ(余裕がない状態)に流れます。
4.やる気が失われるときのモデル
状況例:職場でモチベーションが続かない
- 初期:やる気=高エネルギー状態(ポテンシャルが高い)
- 途中:上司の理不尽な一言=摩擦力・抗力として働く
- 結果:行動エネルギーが熱として消耗し、やる気が消える
→ エネルギー保存の法則的には、「やる気」はゼロになったわけでなく、“不満”や“無力感”という別の形で保存されている。
5. エネルギーの回復には“外力”が必要
エネルギー保存の法則を逆手に取れば、「外部からのエネルギー入力」によって再び“やる気”を取り戻すことができます。
- 外力①:信頼できる人の励まし
- 外力②:環境を変える(転職・部署異動)
- 外力③:目的の再定義(自分なりの“高低差”を見つける)
6. まとめ
今の自分が見えないとき、やる気が出ないとき、どこへ向かえばいいか分からないとき。
人生の飛行に迷ったときは、まず航法の基本に戻ってみましょう。
- 1.はじめに:なぜ人間関係は“疲れる”のか?
- 2.基本概念の対応関係
- 3.流れは“高低差”から生まれる
- 4.やる気が失われるときのモデル
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5. エネルギーの回復には“外力”が必要
人間関係も、感情も、やる気も“物理”と似ている。どこかにある“高低差”と“エネルギーの流れ”を理解できれば、自分が今どこで疲れていて、どこに回復の余地があるのかも、少しだけ見えてくるかもしれません。