私たちの身の回りの現象を説明するために使われる「量子論(量子力学)」。実はこれ、恋愛にも意外なほど応用できるのです。
量子力学には、「観測する距離によって、対象が“波”にも“粒”にもなる」という基本的な考え方があります。
遠くから観測すれば「波」、近づいて詳細に観察すると「粒」。 この視点で、現代の恋愛――特に“出会い”の段階で女性が何を見ているかを考えてみましょう。
◆ SNS時代の出会い=“波”の世界
Instagram、TikTok、X(旧Twitter)などでの出会いや第一印象では、男性は「波」として評価されがちです。
- 見た目が良い(スタイル・ファッション)
- 職業が魅力的(医者、商社マン、起業家)
- 年収○○万円とプロフィールにある
- 高級車や旅行などの投稿
これらはすべて“波”――つまり、距離があるからこそ見える、曖昧でふわっとした理想像です。
恋愛初期、女性はこうした「波動的情報」に惹かれやすい。
◆ 付き合ってみて気づく“粒”の現実
ただし、付き合い始めて一緒に過ごす時間が増えると、その人の本質=“粒”が見えてきます。
- お金の使い方が荒い
- 人への態度が悪い
- 時間にルーズ
- 会話が合わない
- 将来設計が見えてこない
つまり、近づくほどに、その人の“物理量”がはっきり見えてくるのです。
波ではごまかせたけど、粒の段階で「なんか違うかも…」となるケースが多い。
◆ PL脳とBS脳:恋愛における財務思考
ここで経済的視点を加えてみましょう。
女性が「年収」や「職業」で男性を評価するのは、PL(損益計算書)脳です。
- いくら入ってくるのか?(収入)
- どれくらい生活が安定しそうか?(支出)
しかし、PLだけでなく、**BS(貸借対照表)**的な視点も重要です。
- この人、いくら持ってるの?(資産)
- 借金してない?(負債)
- 残る“純資産”はいくら?
たとえ年収が高くても、使いまくっていたら資産は残りません。
また、親からの資産がある人などは、年収は低くても安定していたりもします。
◆ 本質を見る力=“近づいて観測する勇気”
波(理想)だけを見て恋に落ちるのではなく、粒(現実)を理解するには、観測距離を縮める=時間とエネルギーをかけることが必要です。
そして、粒の観測から得た情報こそが、その恋愛が長続きするか、安心できるかどうかを判断する決め手になります。
◆ まとめ:恋愛における量子力学のすすめ
- 女性は無意識のうちに“波”の情報で恋に落ちている
- でも“粒”を観測することでしか、その人の本質は見えてこない
- SNSやプロフィールだけでは、恋愛の「物理量」は測れない
- 財務思考(PLだけでなくBSも!)で、人を見る力を養おう
恋愛に量子力学と財務視点を導入することで、理想と現実のギャップに悩まずに済むかもしれません。
次の出会いでは、「波」だけじゃなく「粒」を観測してみてください。