- 海上自衛隊の航空機について
- 海上自衛隊のパイロット
- 戦術航空士とは!
1.海上自衛隊の航空機について
皆さんは、海上自衛隊と言えば、船だったり潜水艦を想像する人が多いんじゃないでしょうか??やっぱり『海』って書くぐらいだから、そんな感じに想像しても仕方ないと思います。しかし、実際のところ、多くの海上自衛官が航空部隊に所属しているんです!
US-2救難飛行艇は、世界トップと言われている技術で、海の上を離水・着水できるそうです!
その技術はものすごく、短い距離での離水、高い波でも着水できるとのことです!
ヘリコプターもかっこいいですよ~~(笑)
海上自衛隊のヘリコプターも、哨戒ヘリコプターと呼ばれており、海の中にいる他国の潜水艦を見つけることができます。
Pー1哨戒機も同様な任務を果たしいてます。
気になる人は、海上自衛隊のサイトをぜひ見てください!
2. 海上自衛隊のパイロット
さて、海上自衛隊のパイロットについてですが、どんなことをしているのか?
『パイロット』言うくらいなので、航空機の操縦はします。
航空機を用いて何をしているのかというと、主に日本の海の警戒監視・哨戒任務をしています。
『哨戒』って何って思った人もいるのではないでしょうか??
意味は、「敵の攻撃に備えて見張りをすること」です。
P-1哨戒機、P-3C哨戒機は、今でも日本の海のどこかを飛行しており、日本の海を見張ってくれています。本当にお疲れ様です。
SHー60Kのようなヘリコプターは、艦艇部隊と連携して、発艦して、日本の海に勝手に侵入してくる船や潜水艦を見張っています。
ちなみには、私は、当時教官から、「お前は、ヘリだ!」と言われたのを覚えています(笑) 詳しくは記述しませんが、海上自衛隊のパイロット・戦術航空士は、最初はみんな共通過程を終えたあと、三つの要員区分に分けられます。固定翼操縦士、回転翼操縦士、戦術航空士になります。自分は、ヘリコプターの回転翼操縦士への道を進む予定でした(笑)
話は脱線してしまいましたが、海上自衛隊のパイロットは、日々日本の海を空から守ってくれています。いつもありがとうございます。他にも、災害が発生した場合は、災害支援・救難活動を実施します。また、アフリカにあるジブチ共和国には自衛隊の基地があり、そこに派遣された海上自衛隊の搭乗員たちは、アデン湾の空から警戒監視を実施して、日本に関係する船舶を見守ってくれています。
海上自衛隊の航空部隊の任務内容は多岐にわたり、24時間体制で日本を守ってくれています。
日本のためにありがとうございます。
3. 戦術航空士とは!
『戦術航空士』という言葉を初めて聞いた人は多いのではないでしょうか?(笑)
英語だと、「tactical coordinator、TACCO、TACO」と訳され、海上自衛隊では、「タコ」「タコー」とも呼んでいました。
一言で分かりやすく言うと、『空飛ぶ指揮官』って感じです(笑)
当時、自分が操縦訓練しているときに、戦術航空士の教官が言っていたことが、『海洋武人』と表現していました(笑)
なんかカッコいいですね(笑)
この『戦術航空士(タコ)』は、P-1哨戒機、P-3C哨戒機の任務遂行において、大きな役割があります。
それは、機体に搭乗している搭乗員から集めた情報を集めて、瞬時に作戦を組み立て、パイロットにどこに向かえばよいのか指示を出し、警戒監視任務、対潜戦の指揮をとります。
私も、航空学生時代にP-1哨戒機に研修で搭乗したことがあり、「TACCO席」に座ったことがあります。その席には、作戦に必要な情報が画面にたくさん映されていました。現役の戦術航空士(TACCO)が言っていたことですが、「任務遂行では、パイロットよりもTACCOの能力が現場左右する」とことです。
それぐらい重要なポジションだど知りました。
『戦術航空士』『TACCO』と、聞き慣れない単語だとは思いますが、日本の海を守るうえで、非常に大事な存在です。また、パイロットと同等以上の厳しい訓練を乗り越えてきてます。
今日は、これで以上にします!
次は、『海上自衛隊 海曹士搭乗員』について、投稿したいと思います!!