皆さんは、紙に自分の考えや感情、メモなどを書くことはありますでしょうか?
私は、ほぼ毎日です。(笑)
最近では、スマホやPCなどでもで、紙の代わりになる方法もあると思います。
いろんな方法はあるとは思いますが、今回は、自分の考えや感情、メモなどを文字にすること、記録することについて、書きたいと思います。
目次
1.筆記開示とは
2.筆記開示の効果
3.筆記開示のやり方
4.まとめ
Contents
1.筆記開示とは
ジェームズ・W・ペネベーカーというアメリカの心理学者が1980年代に提唱したものです。
過去にあったトラウマや今抱えている悩み、考えていること、感情など、頭の中にあることや心の中にあることを、紙に書くことで、自分の気持ちや考えと向き合う心理療法です。
2.筆記開示の効果
①抑うつ症状の低下
②ストレス経験から受ける苦痛の減少
③心身機能の改善
④情動コントロールの自己効力感
⑤情動知能の向上
上記の内容などが、効果の例として出ているそうです。
頭の中や心の中にある自分の声を文字に表すことで、脳の中を整理しやすくする効果があると考えられます、
3.筆記開示のやり方
- 時間の設定: 1日8分ぐらいや、20分程度など、時間を決める。
- 紙とペンを用意する : 特別な道具は必要なく、紙とペンがあればどこでも実行できます。
- 思ったこと、考えたことを書く: 自分の中にある悩み、不安、ストレス、恐怖などを書く。書き方や、文章の構成などは考えなくてよい。
- 継続する :3~5日程度の数日間が推奨されています。
上記のやり方が、筆記開示のやり方です。
紙とペンだけで済むので、誰でもできるものだと考えます。
4.まとめ
1.筆記開示とは
2.筆記開示の効果
3.筆記開示のやり方
以上、3点。筆記開示について書かせていただきました。
心配事などを心や頭の中にずっとしまい込んだままでいると、疲れたり、ストレスを感じたり、パフォーマンスが下がるなど、様々な弊害が生じてしまうので、今回の筆記開示はおすすめです。