皆さんこんにちは(笑)
元海上自衛隊 航空学生 現在サラリーマンのPurinです。
私たちは日々、SNSやニュース、ネット記事を通じて、数多くの人々の生活や価値観に触れています。(海自航学時代は、スマホはなかなかいじれませんでしたが、、、、)
「なんであの人、あんなにキラキラして見えるんだろう」 「なんで自分だけ、こんなにも冴えないんだろう」
そんな感情がふと湧くことはありませんか?
もしかすると、そこには“量子論”で説明できるような視点が隠されているのかもしれません。
波と粒の二重性:電子のふるまいと似ている?
物理学の世界では、電子には「波」と「粒」の二重性があることが知られています。
- 遠くから観測したとき、電子は”波”のように振る舞い、滑らかで抽象的な存在になる。
- 近づいて観測しようとすると、電子は”粒”として、具体的で実体あるものとして振る舞う。
この現象は、まるで電子が”意思”を持っているかのようにも見える、不思議な性質です。
他人の人生も、波として観測していないか?
SNSで見るあの人の活躍、芸能人の発言、職場で目立つ人の振る舞い―― これらはすべて、“遠くから”観測している情報です。
つまり、波として捉えている状態。 そこにはストーリー性や美化、編集されたイメージが混ざっていて、理想化されやすいのです。
しかし、実際にその人と話したり、会ってみたりすればどうでしょう? 完璧でもなければ、むしろ悩みを抱えた一人の人間として映るかもしれません。
これは、粒の視点です。よりリアルで、曖昧で、不完全なものです。
理想と現実のギャップ:波と粒の非対称性
私たちは、“粒”である自分自身を、“波”である他人と比べてしまう。
その結果、理想と現実のギャップに苦しみ、 「なんで自分はこうなんだ」と、自信を失っていくのです。
現代社会は、波(=理想像)の情報ばかりが押し寄せてきます。 その波に自分の粒をさらされ続けている状態です。
この構造が、承認欲求や嫉妬、焦りといった感情の温床になっていると考えられます。
観測の角度を変えれば、世界は変わる
量子論には、「観測者が対象の状態を決める」という考えがあります。
それと同じように、
- 他人を“粒”として観測してみる(つまり、等身大で見る)
- 自分を“波”として見てみる(つまり、自分が周囲に与える影響を意識する)
という切り替えが、人生の見え方を変えてくれるかもしれません。
おわりに:あなたの粒は、あなたにしか持てない波を生む
誰かの“波”に飲まれて、自分の“粒”を否定してしまわないでください。
一人一人の”粒”には、それぞれ違うリズムや振動があって、 それが集まることで社会全体の“波”を作っているのです。
だからこそ、自分だけの“波”を生み出すために、 まずは自分自身の“粒”を、大切に観測してみてください。